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思いのほか仕事が早く終わったので行きたかった山下清展をやっている山口市方面へ車を向ける。

道も空いておりなかなかの楽勝ペースで到着。

貧乏人なんで前売り券をセブンイレブンで買いましたけどね。

ついでにコーヒーも。

で到着したところ…

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駐車場は満車。

15分以上短い距離をぐるぐる回る。

バターになるかと思った…

ようやくスペースを見つけ駐車。

鑑賞前に軽くご飯でもと考えていました。

幸い美術館にはレストランもあるしね~

などと軽く考えていました。

何じゃ~こりゃ!!!

人人人。

昼食時と言う事もありましてレストランは挫折。



空腹を覚えつつとりあえず鑑賞へ向かいました。

自分、この手の作品鑑賞には大変な迷惑な人間であることを自覚してます。

一作品にまず全体像、そして左右から眺めおまけに下からもなめ回すように観るんです。

それからまた全体を鑑賞。

だから一作品につき2、3分はかかるのかな。

油絵系だともっとかかるし。

ちぎり絵の作家なのでどう厚みを表現してるのか知りたくて何度も覗きまくり、他の鑑賞者に大変な迷惑をおかけした事をお詫びします。

ただ県立美術館のライティングもひどいものだと思ったけどね。

日本画見せるなら良いだろうけどライティングがベタ過ぎ。

凹凸がほとんど解りません。

長々と観察(笑)しておりましたが、それくらいして観ないと頭の中で作品を咀嚼できないものね。

理解するのは簡単だけどそれ以上に昇華するのは大変な事なんですよ。

そしてその作家さんの作品を自分の中で別のものとして取り入れる訳です。

リスペクトでオマージュでインスパイヤーって言葉で括られる事ですけど。

今回の山下清展は…

あんま昇華する要素が少ないものでした。

まず、構図。

基本一緒なんだよね~

先生の作品ってほとんど二つに割れる。

上下が半分半分。

左右でも。

細やかな作業をしてるというのは理解できましたが。

一作、かなり気に入ったのがあったんで今度、自分なりに昇華して作品にしようと思います。

それにしても平日のお昼だったのに人がいっぱいで。

その人たちの中をかき分けて2時間以上歩きまわるのは疲れたわ。